おしゃれな海外インテリアの雑誌を見ると、よく登場するのがブルーが映えるお部屋。インテリアのトレンドカラーにあがらない年はないと言ってもいいほど、インテリアによく使われています。日本でもお部屋の壁紙一面に色や柄を入れるアクセントクロスやベッドカバーなどに使われることが多い、人気の高いカラーです。
ここでは、そんなブルーの心理的・風水的効果と人気の秘密を掘り下げていきます。
目次
集中力を高め、仕事運もあげてくれるブルーの心理的・風水的効果
ブルーはリラックスしているのに集中できるカラー
ブルーは副交感神経系を刺激して脈拍・呼吸・血圧・体温を下げる効果があり、私たちの心身をリラックスさせてくれるカラーです。また、寒色は時間の経過を短く感じさせる心理的効果があるため、ブルーが使われたお部屋で長い間勉強していても体感としてはこんなに時間が経っていたんだ！と感じるようです。
風水でのブルーは、「仕事運」「勉強運」をサポートしてくれる色
風水とは「気(環境)」を整えて運を呼び込む環境整備学です。中国の長い歴史のなかで蓄積されたノウハウを王家が跡継ぎへ教育してきた伝統のある学問になります。そして、色は風水のなかでも大切な意味を持っています。相性の良い方角と組み合わせることで、その色がもたらす運気を更にアップさせることができます。
風水ではブルーは仕事や勉強、成長に関する運を司るカラーと言われています。集中力もアップさせてくれるカラーなので、オフィスや勉強する場所にぴったりですね。
おすすめ方角
- 東
人間関係や信頼に関わる運気の向上が期待できる東の方角がおすすめです。
なぜ、インテリアに使われることが多いのか？
では、どうしてインテリアによく使われることが多いのか気になりませんか？実は、色同士の相性も関連しているのです。お部屋を構成しているフローリングや木目の色を12色からなる原色に当てはめると黄色～橙になります。その反対色(補色)はブルーですのでアクセントとして映えやすいです。カラーを組み合わせるときに反対色(補色)を合わせると良いと聞いたことがありませんか？実は木目の反対色(補色)だから空間に映えやすいんですね。また、木目だけではなく白やグレーのような石目づくりの床や壁とも相性が良いので、インテリア全般に取り入れやすい色なのです。
ブルーをお部屋に入れる場合のポイント
おすすめのお部屋
リラックスもできてインテリアにも合わせやすいブルーは、リビングや寝室、書斎など幅広いお部屋におすすめです。鎮静効果があるので、不眠で悩んでいたり日頃ストレスを抱えている…といった方は寝室のカーテンやベッドカバーに使うと効果が期待できそうですね。
取り入れるポイント
ブルーのカーテンやラグ、ベッドカバーなど比較的大きな面積で使用した場合には、反対色(補色)のイエローをアートや小物で入れると空間に映えますよ。
注意をしたいのが、水回りでの使用です。特に洗面所など洋服を着脱するような場所でブルーを多用してしまうと冬場は寒々しい…といったことになることも。人は暖色、寒色で3度程度感じる温度が違うとも言われています。使うのであれば、小物やタオルなどの小物で取り入れたり、グリーンに近い温かみのあるブルーを取り入れるのがおすすめです。
おしゃれに使えるブルー３選とアイテム紹介
リラックス効果や仕事運も高めてくれる、そしてインテリアのアクセントにぴったりのブルー。ひと口にブルーといっても色調や色みによって魅せるカラーは様々です。ここでは、おしゃれに使えるブルー３色と実際にインテリアに取り入れていただけるアイテムをご紹介いたします。
ブルーグレー
海外でも、日本でも人気の高いブルーグレー。取り入れるだけで洗練されたおしゃれな空間になりそうですね。ベージュやグレイッシュでまとまった北欧インテリアに合わせやすいカラーです。アナと雪の女王のプリンセスに憧れる女の子にも人気のあるカラーです。
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インディゴブルー
インディゴブルーのジーンズのように、深みのあるブルーはクールでかっこいい印象に。落ち着きのある印象にしたい寝室や書斎におすすめです。ウォールナットのような濃色の木目を使ったお部屋と合わせたり、クールでかっこいいスタイルのお部屋と合わせるのがおすすめです。
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ターコイズブルー
ターコイズブルーは黄みよりのブルーでファッションでいうと日本人の肌にもよく似合うと言われています。日本のインテリアではあまり見ないので上手に取り入れるとインテリア上級者の雰囲気を演出できますよ。海外色が強いので海外風のお部屋を演出したい場合に取り入れやすいです。また、温かみもあるのであまり寒々しいお部屋にしたくない場合にもおすすめです。
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インテリア人気のブルーを取り入れてあなた好みのお部屋づくりを
ブルーは海や空を連想させる爽やかでリラックス効果のあるカラーです。お部屋の用途やご自身の目指すイメージに合わせて上手に取り入れてみてくださいね。
「今持っているカーテンやラグを活かしたいけど、相性はいいかな？おすすめの方角は分かったけど、どんな風に取り入れればいいの？」
そんな疑問も沸いてくるかもしれません。
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